【市場分析】Apple Watch編⑤

まず全体を通して一番大きい山が最初に来ている。3月10日に開催されたApple Watchの発表イベントに伴い、急激に記事が書かれた。グラフを見ると、そこから2週間後には平静を取り戻していることがわかる。
4月10日の予約開始が2つ目の山場となっている。予約開始から2週間後の発売ということもあり、第3の山場である販売開始（4月24日）まで、盛り上がりを維持している事も注目ポイントだ。
その後、記事の書き込み数は徐々に下降している。
9月上旬に、少しだけ記事数が上がっている。これは、Apple Watchとエルメスがパートナーシップを組み、新モデル「アップルウオッチ・エルメス(Apple Watch Hermès)」を発売する事を発表したからだ。発売時の記事増加は微増であった。
これらのグラフにより、Apple側の仕掛けにより、ブログ記事が書かれ拡散されていることがわかる。販売よりも発表イベントの方が記事数が多かった結果からも、プロダクトの発信においてAppleがどこにポイントを置いているのかが垣間見える。

今回の一連のApple Watch市場分析は、発売前の期待値も含まれた分析となっている。機会があれば、発売後のデータのみを収集した結果を分析してみる。

（Apple Watchの市場分析は以上となります。）